木育サミットとは

持続可能な社会のために木育にできること

木に親しみ、木を活かし、木と共に生きていく「木育」の活動を多くの方に知っていただくための木育サミット。今回は消費者・生活者が小さなアクションを積み重ねることができる木育の活動を提案するため、「木育」とSDGsとの連携、子どもを中心として多世代へ広がる「木育」、業種業界の枠を飛び越えた分野横断で広がる「木育」、などの視点に立ち、持続可能な社会の構築に向けて議論を深めます。

2013年度から開催されている木育サミット。これまでは全国の木育推進地域を開催地として木育の最新情報を発信してまいりましたが、今年度は初のオンライン開催によって全国各地の皆様にご参加いただけることを大変喜ばしく思います。
私たちは、くらしに「木」を取り入れ、子どもをはじめとする全ての人たちが木のぬくもりを感じながら豊かなくらしを送ることを目指す「ウッドスタート」の取り組みを進めております。また、秋田県、岩手県、山口県など全国に木育推進拠点となる姉妹美術館の展開も推し進めているところです。私たちはこうした取り組みの中で、各地の林業・木材関係の皆様、木育実践者の皆様との連携・協働を行って参りました。
全国各地に木育という言葉が広がり、活動が展開されていく中で、今年度は新型コロナウイルスに大きな影響を受けた一年となりました。木育に携わる者として、今後はウィズコロナ、アフターコロナにおける木育の在り方を考えていかなければなりません。持続可能な社会の構築に向けて木育はどのような貢献ができるのか、これまでの木育の到達点を確認しながら木育を進化・深化させていく場になることを期待しております。

認定NPO法人芸術と遊び創造協会 理事長 東京おもちゃ美術館 館長

多田千尋

2020年は、新型コロナウイルス感染症という未曾有の災禍に見舞われ、全世界で社会・経済に大きな影響が生じました。
木育活動も大きな制約を受けたと思います。今回の「木育サミット」は、こうした状況下でも木育推進の流れを止めないよう、ピンチをチャンスに変えるべく関係者の皆様が知恵を絞り、オンライン形式で開催いただけることとなりました。関係者の皆様方のご尽力に敬意を表します。
オンライン開催のメリットとして、全国どこからでも気軽にご参加いただける点があげられます。また、複数の分科会に参加できることから、参加者間の分野を超えた情報交換・意見交換が期待されます。
コロナ禍で、新たな日常、新しい働き方など、私たちのライフスタイルも大きく変化しています。家族が一緒に過ごす時間が増えたり、自然との関わり方が見直されたりと、木育にとって追い風になる要素も含んでいます。
この新しいスタイルのサミットを通じて、地域課題解決のための木育や、多世代に広がる木育などの「今」を知っていただくとともに、今後の木育の在り方を考える機会として議論が深まり、全国各地で木育の機運がより一層高まるとともに、関係者間の連携が更に広がることを大いに期待しております。

​林野庁長官 本郷浩二

稲作と漁労で生きてきた日本人の原点は、森、里、海の水の連環です。山があるから雨が降り、森があるから水が蓄えられ、きれいな湧水が出るのです。その水を稲作に使い、汚さずに海に返してきたから豊かな海が維持されたのです。

今こそ、このような民族の歴史に学び、サステナブルな社会をつくっていくことが求められています。

現在、わが国の森林は最盛期にあり、それを活用すべき時期にあります。そこで、私たちは国民運動として、短期的には都市住民(自治体)が山村地域の木を活用する運動を展開するとともに、長期的な視点では小さな子どもたちに木のおもちゃに親しんでもらい、森を大切にする気持ちを育んでいく運動を展開してきました。その象徴的な取組がこの木育サミットです。

私も第1回からすべて参加させていただいていますが、このサミットにより、さらに多くの自治体や住民の方々が木育に関心を持っていただき、自らの生活のなかで実践していただくきっかけになることを心から願うものです。

 

一般財団法人 地域活性化センター 理事長 椎川 忍

​後援:一般財団法人 地域活性化センター・公益財団法人 森林文化協会・日本木材青壮年団体連合会・

一般社団法人全国木材組合連合会・東京原木協同組合・東京木材問屋協同組合・東京木場製材協同組合・
東京木材市場株式会社・国際木文化学会・日本木文化学会

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