今回のテーマは「生き物観察」からみる自然との関わりのたいせつさとは、でした。
通常は入れない干潟での学びということで、皆様朝からワクワク。
干潟ってどんなところなの?今日はどんなことを学びたいの?
オリエンテーションを経ていざ干潟へ!

一番最初は干潟の生き物観察です。
胴長に着替えて準備体操してから
干潟へ入っていきました。

干潟にはカニや二枚貝、フジツボ、ゴカイ、ボラなど色々な生き物がいっぱいです。
どんな生き物がどんなところにいるのかな、先生から生き物の生態を教えていただきながら生き物探し。
触るのが少し怖かった参加者も相手を知ることで触れ合い、じっくり観察することができました。

さっきまでは普通に歩けていた干潟が、
時間を追うごとにどんどん水が上がってきてびっくり。
泥に足が取られてなかなか思うように歩けなくなりながらも、みんなで協力して戻ってきました。
自然と触れ合うことはたのしいけれど、
怖い一面があるということを改めて感じることもできました。

講座の最後は自然に興味が更に深まるために、
自然+遊びについて学びました。
今回の講師の永井先生は当協会のおもちゃインストラクターの資格も持っていて、谷津干潟自然観察センターでも子どもたちの興味を深めるため、手作りおもちゃを導入しているそうです。
どんな遊びが考えられるか楽しく真剣に考えました。
今回の学びを通して、五感を使った子どもの体験が大切、ということだけでなく、生き物の目線になることや頭で考えることと実際の体験の違いを肌で感じたり、いのちの大切さについて、改めて学んだ一日でした。
保育ナチュラリスト自然感察講座は、興味のある方はどなたでも参加できます。
この後も12月3日(土)は冬の生き物や自然を楽しむ、2023年2月4日(土)は自然あそびの1年間が子どもたちの育ちにどのように関わっているのか、保育園の実際の実践例を聞きながら皆さんと考察していく会を予定しています。
どうぞふるってご参加ください。
お申込みは以下から
https://artplaylab.jp/nature/nuturalist_followup.html