「木と触れ合い、木に学び、木で繋がる」
9月20日に、木育と保育環境について考えあう
『森のめぐみの保育環境セミナー2021』がオンラインにて開催されました。
第1部は、東京大学名誉教授の汐見稔幸先生から「子どもを取り巻く環境の重要性とは」をテーマに木育が子どもたちの育ちにどのように影響があるのか、森や林、野原などで遊ぶと何が育ちやすいのか、木のおもちゃの大事さなどお話をしてくださいました。
環境に影響を受ける子どもにとってプラスになるよう木の文化・木育を通してこれからの取り組みを工夫し多様な可能性を広げ体験を沢山させてあげてください、とおっしゃっていました。
そして第2部は、木育活動をすでに実践されている園や木育活動を取り入れ始めた園からの事例報告がありました。子どもたちがより自然に触れることができるようどの園も活動内容が工夫されていました。触れたり感じる体験で木と出会い、木の良さに気付けるよう創って楽しむ活動を取り入れ、そこから木を知り木への理解まで。保育の中の様々な場面で多くの体験を取り入れていました。そして「生活の中にも常に木の良さを感じられる環境」を大切にしています。また、「木育をなぜ大切にしたいのか」「体験からどんな力を育むのか」「森林の役割や大切さ」など職員一人ひとりに伝え学びを丁寧に行っています。そういった職員の努力が日々の保育に表れていると感じました。
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