新型コロナウイルスの影響で、今年度も木育キャラバンの開催が、ほとんどできずにいます。
その様な中で、自宅や学校など、限られた場所での生活を強いられている子どもたちに、
遊びで笑顔になってもらえる様に私たちにできることはないか?と考え
昨年度より、自治体向けに、おもちゃ箱の貸出事業をスタートしました。
今回は2022年2月にウッドスタート宣言をされた長崎県松浦市より、お子さんたちが木のおもちゃで夢中に遊んでいる様子とレポートが届きました。
園の先生方からも様々な感想をいただいております。
「学童の児童も興味深く遊んでいて、返却時には名残惜しそうにしていました。」
「園に木の玩具がないので、とても貴重な体験をさせていただきました。とても興味を持って発想を広げながら遊びを展開し楽しむ姿がみられ、私たち保育教諭も木の温もりを感じることができました。」
「やはり、木のおもちゃのすべすべ感など木製おもちゃならではのあたたかさがあった。」
「園は木のおもちゃが少ないので子どもたちの反応がよく夢中で遊んでいた。また、色々な気づきで遊びが広がっているように感じた。」
「今後は木製の玩具なども取り入れ、自然のぬくもりを感じながらより豊かな感性を育んでいける一因としたい。」
松浦市では、芸術と遊び創造協会のご協力のもと、11月中旬から12月下旬にかけて、市内の保育施設14か所、子育て支援施設2か所で、「移動おもちゃ箱(木育ミニキャラバン)」を実施しました。
この事業は、珍しい木のおもちゃがたくさん詰まったおもちゃ箱が、保育所や認定こども園などを巡回する事業で、子どもたちに木の存在をより身近に感じてもらうために実施しました。
いつもと変わらない馴れ親しんだ場所で、たくさんの木のおもちゃに触れることができ、子どもたちは木の香りや温もりをじかに感じながら、のびのびと元気いっぱいに遊んでいました。
各保育施設の先生からは、「子どもたちの色々な発想から遊びの広がりを感じた」、「園児と一緒に木の温もりに触れる貴重な体験となった」といった感想を聞くことができ、本市にとって大変有意義な木育事業となりました。
長崎県松浦市役所 子育て・こども課
こちらの「おもちゃ箱」は、各市町村内にある幼・保育園、子ども園、小学校などへ有効活用して頂ける自治体様への限定貸出となります。
詳しくは下記、pdfファイルをご覧ください。
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