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空間木育化
子どもたちには、その地域で育った木を使った空間で、伸び伸び育ってもらいたい。木のもっている良さを五感で感じながら、遊んでもらいたい。そんな想いのもと、企業と連携して、子どもたちが過ごす空間に地域材を取り入れていく試みが始まっています。
東京おもちゃ美術館の空間監修について
例えば、多くのファミリーが集まる商業施設。ここ に木のコーナーをつくりましょう。買い物の楽しみに加えて、親子で木のぬくもりを感じながら、深く密度の濃いコミュニケーションが行われます。木のおもちゃはその仲立ちをしてくれます。例えば、子どもたちが一日中長い時間を過ごす保育園。ここを「木育化」することで、子どもたちが「いのち」の大切さを知ることができます。材としての木(ウッド)は、もともとは、森の中に高くそびえていた樹木としての木(ツリー)だったのです。
こうした空間は、ただ「木質化」するだけでは十分ではありません。もちろんそれでも木の良さを五感で感じ取ることはできますが、そこに木の魅力を伝えるための「しかけ」や「しくみ」が必要です。その「しかけ」・「しくみ」をつくるため、東京おもちゃ美術館では、独自のガイドラインに沿った空間監修を行っております。このガイドラインによって、つくったあとも持続可能な木育空間にすることができます。
自治体誕生祝品事業の任意項目の1つです。