「とくしま木づかいアワード2021」は、徳島の木の利用をより一層推進するため、(1)木づかいデザイン、(2)商品開発、(3)"木づかい"活動(アクション)について募集・表彰を行うコンペティションで、とくしま木づかい県民会議によって実施されています。
この度、このコンペティションで、三好市の誕生祝い品製作にご尽力いただいている宮田政仁さんの「ハイブリッドかずら橋」が木づかいデザイン部門【総合部門】グランプリを受賞され、11月20日(土)には表彰式が行われました。
受賞者の方々 飯泉徳島県知事と宮田さん
"かずら橋"はシラクチカズラなどの葛類を使って架けられたつり橋で、三好市の"祖谷のかずら橋"は国指定重要有形民俗文化財にもなっています。
「ハイブリッドかずら橋」はこのかずら橋をモチーフに、木琴と積み木が合わさったハイブリッドおもちゃで、おもに幼児期のお子さんがお友達やご家族と一緒に遊ぶことができます。一見すると木琴に見えますが、上部を外すと沢山の板状の多樹種積み木が入っていて、鍵盤部分を好きな樹種に組み替えることもできます。
受賞作品(手前中央がハイブリットかずら橋) 三好市職員と宮田さん
三好市では、森と街が切り離され、森への人の関心が薄れている現状から「もり・まち・ひとの関係性の再構築」への重点理念として、「木霊(こだま)」をキーワードとする森林ビジョンを掲げています。「木霊」とは木々に生きる「精霊」のことですが、「私たち自身でもある」という意味も持ち、木霊も私たち自身も「もり・まち・ひと」の関係性を再構築する触媒となることが期待されています。
三好市では、ビジョンの実現に向け、常に身近に「木」と触れ合う環境を整え、観光・教育・子育て等様々な分野で豊富な資源を循環活用できるよう木育を推進していきます。
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