2010年より開始した、キャラバンは年間50カ所以上、のべ14万人の来場者を誇る移動おもちゃ美術館です。
今年度は新型コロナウイルスの影響により、残念ながら開催が見送られることが多いのですが、たくさんの旅をしてきた赤と緑のおもちゃBOXは、とても疲れている状態でした。
毎年、年2回のメンテナンス作業は、おもちゃコンサルタントとおもちゃ学芸員の協力のもと、行っています。
今年初のメンテナンスは、3日日間かけて行いました。
まずは傷を確かめ、修復しその後、塗装作業を行います。
キャラバンBOXは桐の箱で作られているため、箱は軽いのですが、おもちゃをたくさん詰め込んでいるため、ぎっしりと重みがあります。
そして、BOXやそのフタ、パーテーションをイメージカラーの朱色、山吹色、そして緑色のペンキで、丁寧に塗装をほどこしました。
そして、全国各地にてキャラバンを見守っているチーフディレクター達も、荷物運びから塗装作業まで行い、久しぶりにキャラバンセットを見ることができ、そして触れられ、嬉しい気持ちが溢れていた様です。
ご協力頂いた、おもちゃコンサルタントそしておもちゃ学芸員の皆さんに感謝!感謝!です。
キャラバンBOXは、いつでも旅に出られる様、準備万端です。
再びキャラバン隊として全国各地にうかがうことを、楽しみにしています!
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