富山県高岡市には、さまざまな支援が必要なお子さんと、ご家族を支える活動を行っている、「くるみの森」(社会福祉法人くるみ)があります。
同じく、くるみさんが運営される新たな施設「りすの森」が、2024年1月にオープンすることが決定。
そのプレイベントとして、東京おもちゃ美術館の木製玩具で、木育イベントを開催しました。
館内は、一足早いクリスマス装飾がほどこされ、気分もアップ!
さらには、グッド・トイ認定玩具の「おけだま」をツリーに見立てて、木のたまごや、積み木などで、きれいに装飾してくれた子もいました。
”初めてのおもちゃ”コーナーでは、赤ちゃんが味覚をフルに活用して、木のおもちゃを堪能している姿が、多く見受けられ…。
”おままごと”コーナーでは、一生懸命に料理して、ご家族や職員の方にふるまっている様子も、微笑ましかったです。
お隣の部屋では、積み木やアナログゲームをメインにした”コミュニケーショントイ”コーナーを展開。
来たばかりの時は、泣いていたり、お母さんの上着に隠れていた子たちも、いつの間にか楽しそうに遊び始めて、ほっとしました。
「見て見て!」と、手を引っ張って連れて行ってくれた先には、想像もつかなかった積み木とおもちゃのコラボ作品が出来上がっていたり…。
初めて見るおもちゃに、子ども達だけではなく、大人も一緒に夢中になって遊んでいる姿が印象的でした。
「りすの森」は、不登校児支援の放課後デイサービス、子ども食堂など、地域の人と気軽に交流できる場をつくりたい!という思いで、つくられた施設です。
また、1階の子育て応援カフェ「COCOLIScoffee」は、障害者就労支援の場にもなっています。クッキーやコーヒーの他、雑貨もあり、東京おもちゃ美術館でもお世話になっている、富山のおもちゃ作家、IKARI木工舎(五十里 伊規子さん)のおもちゃも販売されていました。
また何かお役に立てることがあれば、ぜひお声がけください!
スタッフの皆さま、ご来場いただいた皆様、ありがとうございました!
▼番外編▼
「くるみの森」(社会福祉法人くるみ)では、2018年にも、木育イベントを開催していただきました。
また、東京おもちゃ美術館と、日本財団の助成をうけて開発した、難病や障害のある子どもと家族が一緒に遊べるおもちゃセット「あそびのむし」の贈呈先の一つになっています。
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