5月20日(土)・21日(日)に、東京おもちゃ美術館にて、4年ぶりとなる「東京おもちゃまつり」が開催されました。
おもちゃまつりは、遊びのスペシャリストであるおもちゃコンサルタントが、80以上のおもちゃのワークショップや販売を行う「おもちゃの縁日」や大道芸人によるパフォーマンスなど、おもちゃ美術館最大規模のおもちゃの祭典です。
会場の都合により、例年より小規模開催となったものの2日間で3500名を超える来場者と、150名の運営サポーターの協力のもと、大盛況のうちに幕を閉じました。
そんな中、全国に11館となったおもちゃ美術館を多くの方に知っていただくべく、
「全国おもちゃ美術館 オリジナル木のおもちゃブース」を出展しました!
全国のおもちゃ美術館は、それぞれの地域の文化や自然を遊びを通して発信していくことを目的とした体験型ミュージアムであり、各地域の木材を活用した木育推進拠点でもあります。
まだ全国のおもちゃ美術館をご存知ない方に、少しでも、それぞれのおもちゃ美術館の魅力を知ってほしい!
そんな想いに各おもちゃ美術館の皆様に協力いただき、各地域の文化を生かした、その館にしかないオリジナルの木のおもちゃが、この日、東京おもちゃまつりに集結しました!
実際に手にとっていただきながら、一つひとつのおもちゃに込められたストーリーとともに、各おもちゃ美術館の魅力をお伝えしました。
▲ 木曽おもちゃ美術館のおそば屋ごっこセット
▲ 福岡銘菓をモチーフにした福岡おもちゃ美術館の「木のにわかせんべい」
▲ 焼津おもちゃ美術館のお魚がジャンプする「焼津おもちゃ美術館版 飛んでキャッチ」
その他にも、
・やんばる森のおもちゃ美術館の琉球松でできた「ゴーヤチャンプルーの積み木」
・長門おもちゃ美術館のシイノキでできた「銀杏の積み木」
・花巻おもちゃ美術館のマルカン食堂名物「ソフトクリームブロック」
・檜原森のおもちゃ美術館の林業トラックのおもちゃ「LOGGY」
・徳島木のおもちゃ美術館の布おもちゃがたっぷり入った漆塗りの「遊山箱」
・讃岐おもちゃ美術館のご当地「和三盆のマグネット積み木」
といったその地域ならではの物語が紡ぐ木のおもちゃ達が展示されました。
この日の出会いが、実際に、全国のおもちゃ美術館へ足を運ぶきっかけになったら嬉しいです。そして、地域材を活用した木質化された空間を体感いただきながら、おもちゃや遊びを通して、その地域に受け継がれてきた文化や自然の恵みに触れる時間を楽しんでいただきたいと願っています。
今回おもちゃまつりに集結したおもちゃたちも登場する、全国のおもちゃ美術館のプロモーション動画は、こちらからご覧いただけます。
また、おもちゃまつりでは、その他にも、全国から集まったおもちゃコンサルタントの出展ブース「おもちゃの縁日」では、木のおもちゃのワークショップや、手作りの木製おもちゃの販売など、木に親しみ暮らしのなかに木を取り入れるアクションを提供しているブースも多く見られました。
ここ数年は大規模イベントの開催が見送られることが多いご時世ではありましたが、4年ぶりの開催でたくさんの笑顔が生まれた東京おもちゃまつりは、来年も継続開催していく予定です。
ぜひ次回のおもちゃまつりでお会いしましょう!
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