2021年11月27日(土)に、『第一回大分市木育フェス』が大分市主催イベントとして祝祭広場にて行われ、来場者数はなんと2,700名だったそうです。
木工作や、ワークショップなどのブースがある中で、
東京おもちゃ美術館は、木のおもちゃがたくさんの「遊び場コーナー」を展開。
さらには、大分と宮崎在住の”おもちゃコンサルタント”が、おもちゃと来場者を繋ぐ架け橋となって、遊びのサポートをしてくださいました。
そのお二人から楽しいレポートが届きましたので、ぜひお読みください!
~ おもちゃコンサルタント・岩切琢哉さんのレポート~
当日は晴天にめぐまれ、入場制限を掛けるほど多くの親子の方々に遊んでもらいました。本当に感謝です。
大分でも久々の大きなイベント開催ということで、子どもたちのテンションも上々。
たくさんの木のおもちゃに囲まれて、うれしそうな顔があふれていました。
人気のおもちゃとして、 「Tuminy(ツミニー)」は、なんだかわからないけど四角い積み木をトラックが運び出す動きに子どもたちは興味津々。取り合いになってました。
もぐらと野菜畑、漆のままごとセットを同じ場所においたところ、子どもたちが輪になってお料理教室が開かれていました。(もぐらさんも・・)
小さな森の合唱団(木琴)はずっと音色が聞こえていました。楽しそうだったので私も三線でセッションに参加してみました。合奏につきあってくれてありがとう。
今回は、サボテンバランスゲームを入り口の目立つところに展示していました。カラフルで不思議でちょっと怪しいおもちゃに寄って来る子どもたち。アピールとしてもすばらしいです。
晴天でしたがちょっと寒く、風のある1日でしたが、木育キャラバンが発する異色の明るい雰囲気が大分の方々に受け入れられ、多くの方に来ていただけました。
こんなすばらしい1日が多くの場所に訪れるとよいですね。
~ おもちゃコンサルタント・中村朱美さんのレポート ~
終日、幼児さんが多く、積木もたくさんあったので、
お父さんもいろんな形をお子さんと一緒に作ったり、
壊すために積み上げたりと、喜ぶ姿もあり楽しそうな様子が見られました。
ままごとスペースで、野菜と皿などを置いておいたところ、作っては皿にのせてママにどうぞする姿が何度もみられました。
木育のイベントなので、木や樹種についてもちょこちょこ話ました。
木の種類がわかる印や、木の名称を焼印しているおもちゃもあり、おばあちゃん世代は興味があるようで、お孫さんに木の名前を教えていらっしゃる場面も。
大分は杉になじみがあるのですが、おもちゃになった杉の手触りは本当に感動されていました。
2~3歳の男の子を連れた 東京から転勤で来られた方(パパ)が、「東京のおもちゃ美術館から来たんですよね、まだ小さくて遊べないから連れて行ってなかったけど今度帰ることがあったらぜひいきたい」とお話してくださいました。
「赤ちゃん木育ひろばもあって、赤ちゃんでも十分遊べるんですよ」と申し上げたところ、「そうなんですね!赤ちゃんは遊べないところかと思ってた」とのことでした。
パパ達にも情報が伝わる様になればいいですね。
コロナが落ち着いて、おもちゃの広場が再開するまで地道にパワーアップを 図りたいと思います。
新型コロナウイルスの影響により、なかなかキャラバンの開催ができない日々が続いていますが、感染防止対策をしっかりとした上で、遊びの場を提供させていただける機会が、徐々に増えてきました。
多くの方に、素晴らしい木のおもちゃとの出会いの場を体験していただける様、願っております。
※木育キャラバンについては、こちらから
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