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秋田県大館市に、秋田杉を活用した「子どもの遊び場」がオープンしました



2019年9月にウッドスタート宣言をした秋田県大館市。市内ニプロハチ公ドーム・パークセンターに2022年12月22日、「子どもの遊び場」がオープンしました。


木質感あふれるこの空間にある遊具やおもちゃの一部は、東京おもちゃ美術館及び公式トイショップアプティの全面協力のもと、地元大館市の大館工芸社の寄付金によって購入されました。



ここにおかれている遊具やおもちゃは、「木育」の観点から、地元の文化・特色を、遊びを通して伝え、地域に新たな魅力の再発見につながるように配慮されています。


例えば大館市には「曲げわっぱ」という伝統工芸があります。そして全国有数の米どころでもあります。そこで親子で入れる曲げわっぱの「お弁当箱」に、香り豊かな秋田杉の「お米の積み木」をたくさん入れました。積み木遊びやごっこ遊びを通じて、自分が小さくなったような不思議な感覚が味わえます。

天板の縁が立ち上がっており、積木やコマ回しをしても下に落ちにくいことがポイントのプレイテーブルならぬ「プレイちゃぶ台」も曲げわっぱのお弁当箱をイメージして作りました。


おもちゃがおいてある棚から、プレイちゃぶ台へおもちゃを運んだり、それ自体をおままごとに使えたりもできる手桶風の秋田杉の器。こちらも伝統工芸品の桶樽の構造を一部使って形にしました。



既製品のおもちゃについても、利用する親子が主体的に遊ぶ場ということを念頭に、つい手に取りたくなるような魅力的な色形のもの選びました。積木や音の出るおもちゃ、コマ、クルマなど、ベーシックな遊びのおもちゃですが、どれも面白いひと工夫があります。触ればおのずと遊び方が見えてくるものばかりです。


また大館市の誕生祝い品にも選ばれている「百年杉の森の積木」をはじめ、1種類のおもちゃを複数用意し、たくさんのピースでたっぷり遊ぶということも意図しています。




この「子どもの遊び場」には、東京オリンピック・パラリンピックの選手村で使われた県産木材も使われています。また全体の設計を手がけたのは、秋田公立美術大学です。


大館市民待望の秋田杉を使った「木の子どもの遊び場」。これからも多くの市民に利用されることが期待されているとともに、運営に関わる人材の育成も急務だと思われます。




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