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宍粟市の「木育推進方針」策定

 兵庫県宍粟市は2019年にウッドスタート宣言をし、東京おもちゃ美術館の木育推進事業である、”ウッドスタート”や、”木育キャラバン”そして”木育インストラクター養成講座”など、木育活動を積極的に進めてこられました。


 そして【宍粟市木育 推進方針~SDGs推進に向けた 森林を活用したまちの創造~】として、市独自の木育推進方針を策定するにあたり、東京おもちゃ美術館が提案している『木育 かきくけこ』を、宍粟市のかきくけこに変換して提唱されることになりました。


※こちらのアイコンは、宍粟市並びに宍粟市関係機関以外は使用できません。

※宍粟市 木育推進方針の策定についてはこちらから



「木育推進方針」について、宍粟市役所市長公室地域創生課のご担当者、田渕さんにお話しをうかがいました。

 

 宍粟市では、平成31年3月24日のウッドスタート宣言以降、子育て・教育をはじめとした様々な分野において、当市最大の自然資源である森林や木との関わりを深める事業を展開してきました。


 令和4年度より始まった第2次宍粟市総合計画後期基本計画においては、地域創生を進めるための視点として、「SDGs(持続可能な開発目標)の視点」に加え、「木育の視点」を掲げており、「森林(もり)から創(はじ)まる地域創生」をテーマに、地域課題の解決に向けた取組を進めることとしています。


 「森林(もり)から創(はじ)まる地域創生」がめざすのは、森林からの恩恵を最大限に生かした地域経済の活性化や、まちで活躍する多彩な人材の育成による持続可能な地域の創生であり、これはSDGsのめざすべき方向性と合致しています。


 そこで当市では、木育を推進することが、SDGsの達成にも寄与するものと考え、SDGs推進に向けて木育に優先的に取り組む姿勢を示すため、「宍粟市木育推進方針~SDGs推進に向けた森林(もり)を活用したまちの創造~」を策定しました。


 本方針は、これまで当市が取り組んできた木育関連事業を整理するとともに、今後、当市の木育がめざすべき方向性を「木育かきくけこ」の5つに分類したものです。


 今後は、本方針をもとに、すべての年代を通じて森林や木との関わりを深めていく機会をつくるとともに、自然環境の保全、子育て・教育、産業・観光の振興など様々な分野において木育及びSDGsの視点を持って取組を進め、市民生活まで木育及びSDGsを浸透させていきます。


※ウッドスタート宣言調印式        ※宍粟市の誕生祝品「しそうの箱庭」


※2019年開催「森林王国宍粟市 木育キャラバン」



このようにウッドスタート宣言をきっかけとして、市区町村の木育推進が活発化し、それぞれの地域において、木のぬくもりを感じながら、楽しく豊かに暮らしを送ることができるような取り組みが広がっていくことを、私たちは願っております。


ウッドスタート https://www.mokuikulabo.com/woodstart

木育キャラバン https://www.mokuikulabo.com/caravan

木育インストラクター養成講座 https://www.mokuikulabo.com/instructor


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