令和5年10月14日(土)と15日(日)で、『木育キャラバン in しゅうなん』を開催。
市内外からたくさんの来場者が、木のおもちゃを中心とした良質なおもちゃで遊びました。
周南市は山口県の東南部に位置する市です。
2003年に徳山市、新南陽市、熊毛町、鹿野町の2市2町が新設合併し発足した、比較的新しい市です。会場のある南部は瀬戸内海に面し、臨海部は瀬戸内工業地域が広がっています。総人口は136,516人。
会場であるキリンビバレッジ周南総合スポーツセンターは、国際的な競技も行われるほど広い会場(2,835㎡)です。国内外の木のおもちゃ300種類が集まり、会場を埋め尽くしました。
オープニングセレモニーには、藤井律子 周南市長も登場し、子どもたちと一緒にカプラの山を崩して、開会の幕を開けました。
この「ご当地マウンテン」は、周南の太華山-たいかさん-をモチーフにしています。
周南市南部の大島半島にある、標高362mの太華山は、海に突出した独立峰のため眺望は360度の絶景で、山頂からは瀬戸内海の島々を見渡すことができます。
開催前日の設営日に、周南市役所の皆さんと、おもちゃコンサルタントによって積み上げられました!
カプラで盛り上がった会場中央の積み木のスペースですが、周南の人気者の徳山動物園のスリランカゾウのミリンダとナマリーです。
地元のおもちゃコンサルタントの方々や市職員一緒になって、床材の配置を考えました。
2日間の開催で来場者は1700名以上、予想を遥かに上回る数の来場者がありました。
隣接する下松市や光市からもお客さんが訪れ、「私の市でもやってほしい」「こどものためのイベントは嬉しい」と言った声が挙がったようです。
広々とした会場で、ぬくもり溢れる良質な木のおもちゃに触れ、ゆったり遊んでいる様子はほほえましく、会場全体であたたかな雰囲気がありました。
おもちゃ2割、ひと8割。これはおもちゃ美術館が大切にしている考えです。今回のキャラバンでもサポーターの皆様が来場者とおもちゃの間に入り、遊びを豊かにする姿がありました。
木育インストラクターや地元の方による、参加費無料のワークショップもありました。
・周南市産の木を使った「木のペン立て作り」
・小枝や木の実を使ってデコレーションする「森のフォトフレームづくり」
・周南市の人気者をかたどった「ゾウさんの木はがき」
どれも盛況で、参加者にとって、市産材でオリジナルのお土産を作れる、よい機会となったようです。
周南のみなさん、ありがとうございました。
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