シュピールヴァーレンメッセ2018に東京おもちゃ美術館が出展~出展レポート~
シュピールヴァーレンメッセとは、毎年ドイツ南部の都市ニュルンベルクで開催される世界一の玩具見本市です。
毎年ニュルンベルクには、有名ブランドや注目新ブランド、業界大手などのバイヤー、そして各国のメディアなど世界中の玩具に関わる方が集結します。
今回は2018年1月31日(水)~2月4日(日)に開催され、東京おもちゃ美術館とミュージアムショップAptyが連携して作る木製おもちゃシリーズ「KItoTEto」の発表と併せて、ウッドスタート事業の紹介も行い、趣旨にご賛同いただいた全国8自治体、10製品をブース内に参考展示の形で展示をしました。
出展した3Aホールには、ヨーロッパの歴史あるおもちゃメーカーを筆頭に100以上のブースが集結。
ヨーロッパならではの鮮やかなカラーリングの木製品が並ぶ中、白木のおもちゃだけを扱う東京おもちゃ美術館のブースはかえって珍しいようでした。
ウッドスタート製品については参考展示の形での出品でしたが、興味を持った方も多く、実際に手にとって見ていただけました。
それぞれの土地の名産品がモチーフになっていることや地元産材を使用していることを説明をすると、「ウッドスタート」の取り組み自体にも興味を持っていただいている様子でした。
海外での販売となるとやはりコストの問題、製造の問題など、国内での販売でも課題になっていることがさらに大きな課題になります。
しかしながら、デザインやおもちゃの遊び方などは、海外でも十分に受け入れてもらえるものだということがわかったことは大きな収穫でした。
関連ページ:KItoTEto
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