世界自然遺産の玄関口でさらなる木育発信を!やんばる森のおもちゃ美術館、待望のリニューアル!
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世界自然遺産に登録された豊かな森の入り口にある「やんばる森のおもちゃ美術館」(沖縄県国頭村)が、2026年3月14日(土)に、プレイエリアが4倍に拡大した大規模リニューアルを迎えました。

2013年、初のおもちゃ美術館として誕生してから10余年。2023年度からは、東京おもちゃ美術館・福岡おもちゃ美術館を運営する「NPO法人芸術と遊び創造協会」が指定管理を担い、赤ちゃんからお年寄りまでの多世代に向けて、豊かな出会いと多様な出番を有する体験型ミュージアムとして運営を行ってきました。
この度、国頭村の事業として、国頭村を含むやんばる地域の豊かな自然とそこで育まれた歴史と文化をより多くの方に届け、未来へ受け継ぐために、大規模な増築・リニューアルが進められてきました。
3月14日(土)に、その新たな歴史を紡ぎ始めた「やんばるの森の木育発信拠点」の魅力をお届けします。
1. 面積はこれまでの4倍に!「ここだけ」の遊びが詰まった大空間
今回のリニューアル最大のポイントは、展示面積がこれまでの約4倍へと大幅に拡張されたことです。ただ広くなっただけではありません。内装や配置されるおもちゃは、すべてが「やんばるの森」を五感で感じるための特注品です。
やんばる船:かつて琉球王朝時代に、首里城の建築に使用する木材をやんばるから運搬するなど活躍した木造船を1/2サイズで再現しました。
おきなわごっこファーム:シークヮーサーやマンゴー、スイカなどの果物のほかに、ゴーヤー、ナーベーラーなどの野菜の収穫・カッティングあそびが楽しめます。
やんばるのもり:世界自然遺産に登録され、多種多様な動植物が生息するやんばるの森を再現したコーナー。 ヤンバルテナガコガネやコノハチョウなど昆虫採集遊びができます。
おきなわ花ばたけ: ハイビスカスやイジュ、センダンなど色鮮やかな沖縄の花々をテーマにした壁面遊びコーナー。
草あみひろば:沖縄に古くから伝わる草あみ体験コーナー。マーニーやアダンなどの身近な植物を使ったおもちゃや小物が作れます。
一歩足を踏み入れれば、そこには本物の森と遊びが融合した、唯一無二の世界が広がっています。
2. 沖縄の自然と伝統技術が息づく「建築」
新しいおもちゃ美術館の建物自体が、沖縄の自然と知恵を伝える「生きた教材」です。
■ 外壁で表現する「やんばるの多樹種」
リュウキュウマツ、イタジイ、クスノキ、イジュ……。外壁には異なる樹種が使われ、多様な生命が共生するやんばるの森そのものを表現しています。
■ 沖縄の暮らしが息づく「あまはじテラス」
沖縄伝統の深いひさし空間「あまはじ」を再現。やんばる産の竹を贅沢に使用したこの場所は、強い日差しや台風から暮らしを守ってきた先人の知恵を伝えます。
■ 格式高き「チャーギ(イヌマキ)」の柱と、貴重な「琉球石灰岩」
かつて琉球王国時代には格式高い材とされたチャーギ。その足元を支えるのは、サンゴの化石からなる「琉球石灰岩」です。特に本島北部で採掘される濃いグレーの石灰岩は、世界自然遺産登録によって現在は採掘が制限されており、登録前に確保されていた極めて貴重な素材です。
その他にも、建築・内装には、地域の木材が活用されていますが、実は、これらは世界自然遺産登録前に確保されていた貴重な木材です。登録後には、希少な生態系を守るため、厳格な森林管理が徹底されており、今回使用しているような大径木の調達が非常に難しいと言われています。地域の林業のネットワーク、熟練の職人技、そして守られてきた資源。そのすべてがこのタイミングで揃ったからこそ実現した、奇跡の建築なのです。
3. 未来へ繋ぐ、やんばるのバトン。クラウドファンディング実施中
私たちは、この素晴らしい建築とおもちゃを通じて、子どもたちが地域の自然を誇りに思い、守り伝える心を育んでほしいと願っています。
現在、リニューアルしたこのおもちゃ美術館を、より多くの方に知っていただき、より充実した体験を提供するために、クラウドファンディングに挑戦しています。
期限:2026年3月27日(金)23時まで
目的: やんばるの森の魅力を伝える地産地消のおもちゃ制作の推進、木育活動の推進、伝承文化である草玩具の人材育成・環境整備、飲食・休憩環境の整備など
世界自然遺産の玄関口で、新しい木育の歴史が始まります。 皆さんも、この「やんばるの森の物語」の1人として、応援に加わりませんか?
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