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【木育キャラバンinおおだて2021】開催レポート



大館市にて、今年度で3度目の開催となる木育キャラバンを、9月25日(土)・26日(日)の2日間にて行いました。

主催は、秋田県大館市・生涯学習課で「秋田県水と緑の森づくり税」を活用しての開催です。(大館市HPはこちら )

市民の方に安全・安心して遊んでいただくため、ブースを分けパーテーションを立てて、

時間制にして一家族ごとにおもちゃを選び、遊んでもらいました。


遊んだ後は、消毒 ⇒ 乾燥を繰り返し、おもちゃを入れ替えるなど、

初めての試みではありましたが、木育インストラクターの方や、高校生ボランティアの皆さんに協力してもらいスムーズに運用できたかと思います。

木育キャラバンのモットーの一つは「設営準備から開催、そして撤収まで”まるごと楽しもう!”」の通り、主催者の皆さんや現地スタッフの誰もが楽しんでいただくことです。


前年度に引き続き、新型コロナウイルスの影響が続いている大変な時期での開催となり、生涯学習課の皆様は準備から大変なご苦労があったかと思います。おかげ様で、地元のおもちゃコンサルタントマスターのご協力のもと、会場全体が木の香りに包まれ、穏やかな雰囲気のまま、無事に終えることができました。




【株式会社大館工芸社 工場見学レポート】

キャラバンの設営後に、大館市の伝統的工芸品「曲げわっぱ」を製作している大館工芸社さんの工場を見学させて頂きました。


こちらでは、曲げわっぱ製作後の余った材で大館市の誕生祝い品でもある「百年杉の森の積み木」も作られています。


大館の曲げわっぱを継承していくため、秋田杉を育て製材から曲げ加工~仕上げまで一貫して行っています。

伝統工芸士の方が柾目板を煮沸し、柔らかくなったら熱湯から取り出して型に合わせて素早く曲げる熟練の技を間近で見させていただきました。


工場には30名弱の方々がいらっしゃり、研磨や塗装など手作業の工程も多く

この様な丁寧な手仕事によって、伝統が受け継がれ、また守られているのですね。



大館市の皆様、ありがとうございました!

またお会いできる日を楽しみにしております!


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