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【レポート】木育フェスティバルイン信州しおじりが開催されました!

長野県塩尻市は古くから木工業がさかんな土地で、平成25年にウッドスタート宣言をしています。塩尻市では独自の木育を進めており、その取り組みの一つに商工会議所が中心として開催している木育フェスティバルがあります。


今年はコロナ禍が明け、久しぶりの記念すべき第10回の開催となり、8月11日と12日の2日間にわたって盛りだくさんの企画が行われました。

当日は台風による悪天候も心配されましたが、会場の熱で厚い雲を吹き飛ばしたかのような快晴に☀

子どもも大人もたくさんのお客様が訪れて、木に触れ合う楽しい時間を過ごしました。

かんなくずプールではふわふわとした手触りを楽しみながら、全身が木の香りに包まれて五感で木に触れ合います。


実際にかんなで木を削ったり、木工機械で自分だけのおもちゃをつくる体験コーナーもありました。普段触れることのない木材の加工体験も木育のひとつですね!


木育そば打ち道場では、塩尻発祥のそば切りが体験できました。さらさらとした粉がそばにかわっていく様子が面白そうですね。切ったそばは持ち帰ってお家で食べることができます!


東京おもちゃ美術館からもおもちゃコンサルタントが駆け付け、木のおもちゃコーナーで子どもたちの遊びを盛り上げました。

広場では子どもたちがたくさんの木のおもちゃで遊んだり、カプラでかまくらやナイアガラの滝を作って壊したりして、楽しげな木の音と笑い声が響きます。


「ロボ木―教室」では、島根大学名誉教授の山下晃功先生、通称チャーリー博士による樹木や木材の不思議を学べました!

ロボ木―とは、地球温暖化防止の役割をもつ樹木の機能をお子さんにも分かりやすく伝えるために開発された、ヒノキでできたエコ・ロボットです。

自分で世界に一つだけのロボ木―を作りながら、樹木が持つ光合成や炭素固定の機能を学びます。手を動かしながら、チャーリー博士のお話を手を動かし、耳で聞き学ぶ姿は真剣そのもの。

最後はチャーリー博士と世界で一つだけのロボ木―で記念写真をパチリ🤖🌲



開催2日目は木育推進の最先端を走るトップリーダーたちが集結し、木育トークセッションが開かれ、当協会の理事長も参加しこれからの木育について熱く語り合いました。


たくさんのスタッフとお客様で作り上げられた木育フェスティバルイン信州しおじり。来年も楽しみです!


そして今月末には、森のフェスティバルが開催されます!

木のおもちゃで遊び木のぬくもりを感じた後は、森の中へ出かけてみませんか?

メインイベントはチラシに載っている大木の切り倒しです🌲

木の伐採を目の前で体感できる貴重な機会なので、みなさまぜひご参加ください!

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